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Twitterでフォロワーを増やすならインスタントウィンがおすすめ!仕組みや事例を紹介 Twitterでフォロワーを増やすならインスタントウィンがおすすめ!仕組みや事例を紹介

Twitterを使ったマーケティングが主流になりつつある昨今、「インスタントウィンキャンペーン」を行う企業が増えているのをご存知ですか?
インスタントウィンキャンペーンは、有効に活用することで高い成果を生み出すことができます。 特に、マーケティングを行うために欠かせない「フォロワー獲得」や「認知拡大」を目的としたキャンペーンではとても相性が良いキャンペーン手法です。 本記事では、Twitterにおけるインスタントウィンキャンペーンについて、仕組みやメリットなどを詳しく解説します。 企業のSNS担当者さんや、インスタントウィンキャンペーンを実施したいという方はぜひ参考にしてみてください。

インスタントウィンキャンペーンとは

インスタントウィン(instant win)とは、抽選結果がその場でわかる抽選システムのことです。 例えば、袋を開ければすぐに結果を見ることができるくじ付きのお菓子のように、消費者が購入(応募)すると結果を待たずに当選か落選を知ることができます。 インスタントウィンキャンペーンは、TwitterやLINEなどのSNSキャンペーンとして利用されるほか、レシート送信キャンペーンやシリアルナンバーで応募できるキャンペーンなど、インターネット上のキャンペーンで利用されることが多くなっています。 少し前までは、プレゼント商品を用意して当選者にプレゼントを発送するキャンペーンが主流でしたが、最近では電子マネーや電子クーポン、オリジナル動画など、発送が不要のプレゼントが用意されていることが多い傾向にあります。 主に企業の新商品発売時や、新サービス開始、周年記念などのタイミングで行われており、ハロウィンやクリスマスなどの季節のイベント時期に合わせてキャンペーンを行う企業も増えています。

Twitterインスタントウィンキャンペーンの仕組み

あらゆる場面で利用されているインスタントウィンキャンペーンですが、やり方や仕組みはそれぞれで異なります。 ここからは、Twitterにおけるインスタントウィンキャンペーンについて解説します。

Twitterインスタントウィンキャンペーンの流れ

Twitterにおけるインスタントウィンキャンペーンは、大まかに以下のような流れで行われます。

  1. 運営側がキャンペーンの参加条件を指定する
  2. ユーザーが参加条件の操作(フォロー&リツイート等)を行う
  3. 自動的に抽選結果がユーザーへ届く
  4. 当選したユーザーへ賞品を送付する

このように、インスタントウィンは抽選と抽選結果の通知が自動的に行われる仕組みとなっています。 たとえば、「フォロー&リツイート」を参加条件としたキャンペーンを実施する場合、ユーザーがフォローとリツイートを正確に行うと、システムが自動的に抽選を行い、抽選結果を送信します。 キャンペーンの参加条件は、キャンペーン実施前に企業側で設定します。 設定した参加条件によって、参加数や得られる成果が異なるため、自社の目的に合った方法を選定することがポイントです。 ※参加条件については下記「Twitterインスタントウィンキャンペーンの種類」の項にて詳しく記載していますので参照ください。

インスタントウィンに対応したツールを利用する必要がある

Twitterの機能では、自動的に抽選をしたり、特定の動作が行われた場合に自動返信を行うことができないため、インスタントウィンキャンペーンを行うには、それらに対応したツールを導入する必要があります。 インスタントウィンに対応したツールは、様々な企業から提供されています。 自動返信をDMで送信するツールもあればリプライで通知するツールがもあるなど、サービス内容や機能、価格設定も多種多様となっています。 自社で実現したいキャンペーンが行える、且つ、費用対効果に見合ったサービスを選定することが大切です。

Twitterインスタントウィンキャンペーンの種類

インスタントウィンキャンペーンと一言で言っても、Twitter上では様々な方法でキャンペーンが行われています。 Twitterキャンペーンでは、主に以下のような種類のキャンペーンが実施されています。

  • フォロー&リツイート(RT)キャンペーン
  • フォロー&ハッシュタグ投稿キャンペーン
  • フォロー&リプライキャンペーン

では、それぞれを詳しく解説します。

フォロー&リツイート(RT)キャンペーン

フォロー&リツイートキャンペーンとは、キャンペーンを運営側が指定するアカウントをフォローし、指定のツイートをリツイートすることで応募できるキャンペーンのことです。 フォローとリツイートをするだけで簡単に応募ができるため、インスタントウィンキャンペーンの中でも特に人気があり、連日多くの企業により実施されています。

フォロー&ハッシュタグ投稿キャンペーン

フォロー&ハッシュタグ投稿キャンペーンは、指定のアカウントをフォローし、指定されたハッシュタグを付けて自分で投稿することで応募ができるキャンペーンです。 ハッシュタグ投稿は、リツイートよりも手間がかかる分応募数が少なくなりますが、より親和性の高いユーザーからの応募が期待できます。 また、ハッシュタグと合わせて企業や商品・サービスの感想やイメージなどを加えて投稿されることが多く、有益なUGC(※)として広めることができます。 最近では、Twitter広告機能の「カンバセーションボタン」を活用したハッシュタグキャンペーンを行う企業が増えています。 「カンバセーションボタン」機能を利用すると、ツイートの画像や動画にハッシュタグのついた選べる選択肢を付けることができ、ユーザーはそのボタンをタップすることで自動的にハッシュタグの入力された投稿が行えます。 ※UGC・・・ユーザー生成コンテンツの略。企業ではなくユーザー主体で発信されたもののこと。

フォロー&リプライキャンペーン

フォロー&リプライキャンペーンは、指定のアカウントのフォローと指定のツイートまたはアカウントへリプライ(@ツイート)をすることで応募できるキャンペーンです。 リツイートやハッシュタグ投稿とは異なり、自分のタイムラインに応募ツイートが表示されないため、キャンペーン応募したことを自分のフォロワーに知られたくない場合や、タイムラインに流したくないといったユーザーにも人気があります。 「商品の感想をリプライ」などのようにテーマを指定しておけば、ユーザーのリアルな声を集めることができます。

インスタントウィンキャンペーンのメリットとデメリット

フォロワー獲得に高い成果を生み出せるTwitterインスタントウィンキャンペーンですが、どのような点において効果があるのでしょうか? 具体的なメリットとデメリットをユーザー側・企業側のそれぞれに分けて見ていきましょう。

ユーザー側のメリットとデメリット

まずは、ユーザー側のメリットとデメリットについて解説します。

  • メリット
  • キャンペーン参加のハードルが低い
  • Twitter内ですべて完結できる
  • 当選しやすい

ユーザーにとって、インスタントウィンキャンペーンは「応募方法が簡単」であり「結果を待つ必要がない」ため、キャンペーン参加ハードルが低く、気軽に応募することができます。 また、応募時に他サイトへの接続やユーザー登録なども必要がないため安心して応募できるというのも魅力のひとつです。 さらに、インスタントウィンキャンペーンは「当選者数が多い」という特徴があります。 「超豪華賞品が1名に当たるキャンペーン」よりも、インスタントウィンキャンペーンは当選確率が高いため、ユーザーにも人気があります。

  • デメリット
  • 豪華賞品を狙えない

インスタントウィンキャンペーンは、前途した通り「当選者数が多い」ため、コンビニスイーツや雑貨などの賞品が一般的です。 そのため、豪華な賞品が用意されていることは少ない傾向にあります。

企業側のメリットとデメリット

続いて、企業側のメリットとデメリットについて解説します。

  • メリット
  • 多くの参加数を期待できる
  • 普段接点のないユーザー層へリーチできる
  • 抽選作業にかかる手間を省略できる

インスタントウィンキャンペーンはユーザーにとって参加しやすいキャンペーンであるため、他のキャンペーンと比べて参加数が多い傾向にあります。 そのため、「フォロー&リツイート」を参加条件とした場合、新規フォロワー獲得やキャンペーン情報の拡散が期待できます。 さらに、情報が拡散されることで、普段まったく接点のないユーザーにリーチすることができるため、企業やサービスの認知拡大にも繋がります。 また、インスタントウィンキャンペーンは応募があると自動的に抽選・当選連絡を行うことができるため、応募条件おクリアしているかのチェックや抽選にかかる手間を省くことができます。

  • デメリット
  • 外部ツールを導入する必要がある。
  • 費用が発生する。

通常のキャンペーンは、抽選や当選連絡など自力で行うことも可能なため、小規模なキャンペーンであれば商品や発送などの他の費用は抑えることができます。 対して、インスタントウィンキャンペーンを行うには、自社で「自動抽選」や「自動返信」のシステムを開発するか、外部のツールを導入する必要があり、それに対する費用がかかります。 費用の相場は10~50万円ほど(規模や機能により大幅に異なる)となるため、しっかり予算を準備する必要があります。

キャンペーン実施の際に気を付けたい3つのポイント

インスタントウィンキャンペーンを実施する前に、気を付けたいポイントを3つご紹介します。 キャンペーンを成功させ、期待する成果を出すために、必ず目を通しておきましょう。

Twitterリミットに注意

Twitterでは、インスタントウィンキャンペーンを行うための必要な自動返信を行う際の「自動化ルール」や「キャンペーン実施のガイドライン」を定めています。 自動返信をする際は相手が了承していること、など細かく決められています。 これらのルールに違反すると、アカウント停止などの措置がされてしまうこともあるため、実施する前に必ず目を通しておきましょう。 参考: Twitterの自動化開発ルール|Twitterヘルプ キャンペーン実施についてのTwitterのガイドライン|Twitterヘルプ

Twitter公式ルールを守る

Twitterでは、システムの負担を軽減させるため、アカウントごとに1日に送信できるDM数に制限を設けています。 拡散性の高いTwitterキャンペーンでは、予想を超える応募数が集まることもあります。 DMの最大送信可能数を超えて応募があると、自動返信ができずトラブルを起こしてしまう可能性があるため、必ず事前に確認し、必要であればTwitter社へ上限数引き上げの申請を行いましょう。

フォロワーを囲い込む

キャンペーンで獲得したフォロワーは、キャンペーン終了後にフォロワー解除してしまうことも少なくありません。 せっかくフォローしてくれたユーザーを離さないためにも、キャンペーンを行ったあとのツイートや次のキャンペーンも計画しておくことが大切です。 新規獲得したフォロワー層に向けたオーガニックツイートをこまめにしたり、キャンペーンを定期的に行うなどが有効です。

インスタントウィンをつかったキャンペーン成功事例6選

実際に行われたTwitterのインスタントウィンキャンペーンの事例を6選ご紹介します。

ファミリーマート株式会社

ファミリーマート株式会社
種類:フォロー&ハッシュタグ投稿(カンバセーションボタン)

コンビニ大手のファミリーマートの公式Twitterアカウントでは、インスタントウィンを利用したハッシュタグ投稿キャンペーンを行っています。 カンバセーションボタンをタップすると、下図のようにハッシュタグや商品説明と合わせてカンバセーションボタンが付いた画像が自動入力されており、ユーザーが投稿するとその投稿からもキャンペーン応募ができる仕組みとなっています。

Tweetサンプル

ハッシュタグ投稿は、リツイートとは異なり「ユーザーのコメント」を付けて投稿されることも多く、当選したいユーザーからのポジティブなコメントも期待できるような工夫がされています。

東宝株式会社

東宝株式会社
種類:ハッシュタグ投稿(カンバセーションボタン)

TVアニメ「Dr.STONE」の公式Twitterアカウントでは、人気アニメの第2期テレビ放送開始までの10日間毎日応募できるインスタントウィンキャンペーンが行われました。 キャンペーンはクイズ形式となっており、ツイートに表示された4つのカンバセーションボタンの中から正解を当てると正解のオリジナルアイコンが送られてくるという仕組みです。 クイズ形式にしたことで、既存ファンを中心にユーザーが楽しみながら参加できる工夫がされています。 また、このハッシュタグは一時トレンド入りするなど、フォロワーの増加数は約9000人にも及びました。

株式会社明治

株式会社明治
種類:フォロー&リツイート

株式会社明治が販売するポイフルの公式Twitterアカウントでは、「#恋するポイフル」キャンペーンと称し、人気タレントグループを起用したインスタントウィンキャンペーンを実施しました。 フォロー&リツイートをすると、ランダムでタレントからの動画が送られてくることに加え、抽選で100人にオンラインイベントが当たるという豪華なプレゼントを用意し、ファンを中心に広く拡散されました。 プレゼント動画を複数用意したことで、ユーザーから毎日応募してもらえるような工夫がされています。

日本KFCホールディングス株式会社

株式会社明治
種類:フォロー&リツイート

大手ファストフードチェーンのケンタッキーフライドチキンでは、限定商品の販促としてハズレ無しインスタントウィンキャンペーンを実施しました。 フォロー&リツイートをすると対象商品の割引クーポンが届く仕組みとなっており、リツイートするだけの手軽さから、リツイート総数は15万件にも及び、広く拡散されました。

株式会社ココカラファイン

株式会社ココカラファイン
種類:フォロー&リツイート・ハッシュタグ投稿

大手ドラッグストアチェーンのココカラファインの公式アカウントでは、化粧品メーカーの「コフレドール」とのコラボしたキャンペーンを実施しました。 フォロー&リツイートをすると、抽選で対象商品購入に使えるポイントがその場で当たるキャンペーンと同時に、「#コフレ大好き」のハッシュタグを付けて欲しいカラーを投稿するとW抽選で対象商品が当たるW抽選のキャンペーンとなっています。 人気コスメブランドを起用したことにより広く拡散され、キャンペーン期間中は連日7000件ほどのリツイートされました。 また、商品購入時のポイント付与にしたことで、来店促進にもつながる工夫がされています。

サントリーホールディングス株式会社

サントリーホールディングス株式会社
種類:フォロー&リツイート・応募者にオートリプライ

サントリーが販売する飲料「クラフトボス」の公式Twitterアカウントでは、未発売の新商品が当たるインスタントウィンキャンペーンを実施しています。 インスタントウィンを使ったフォロー&リツイートという手軽なキャンペーンにしたことで、新商品をひろく拡散することに成功しています。 また、応募者には新商品の発売日1週間前に購入特典情報などをオートリプライすることで、Twitterキャンペーンだけでなく、実店舗への来店を促す工夫がされており、O2Oをうまく狙ったキャンペーンとなっています。

まとめ

いかがでしたか? 今回は、Twitterにおけるインスタントウィンキャンペーンのしくみや流れを解説しました。 インスタントウィンキャンペーンは、ユーザーが応募すると自動的に抽選結果が分かるキャンペーンであり、手軽に応募できるキャンペーンとしてとても人気の高いキャンペーンです。 インスタントウィンを使ったキャンペーンを行うには、対応したツールを利用する必要があるため、事前にどのようなキャンペーンにしたいのかを具体的に決めておきましょう。 また、キャンペーン事例を参考にする場合は、自社のキャンペーン実施の目的を明確にしたうえで、同じ目的のキャンペーン事例を参考にすることが大切です。 親和性の高いフォロワー増加、来店促進、新商品の認知拡大など、キャンペーンの目的は何なのかを明確にすることで、目的に合ったキャンペーンを企画することができ、高い成果を生み出せるでしょう。 インスタントウィンキャンペーンは、Twitterマーケティングを行うために必要なフォロワーの獲得やアカウントの認知拡大に非常に効果的です。 今までキャンペーンをしても思うように参加数が増えなかったという方や、フォロワーを増やしたい方は、ぜひ一度活用してみてはいかがでしょうか?

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